定年の年、突然芝居の道に入り14年。ここらで、1年休んで遊んでいようと思っていた。
そんなある日、劇作セミナーのチラシを入手。日本劇作協会主催、30回講座、水曜夜7時から9時、座高円寺でやる。
大枚20万円を払って始める。実は私は、宮沢賢治オタクなので、参考文献が沢山ある。そこで書き始めてはみたものの、たった2ページで挫折。セミナーに通えば、何とかなるかと考えた次第。
久しぶりの座学、それも夜学だったが、何とか適応していた。受講生は50人ほど、若い人がほとんど、私が最高齢であった。
講師は日替わりで劇作協会の面々。渡辺えり・坂手洋二・鴻上尚史・永井愛・ケラリーノサンドロヴィッチ・佃典彦、、、各々の講師が体験を話すので、自分に合った方法をみつけられる。宿題のプロット作りは、全員講評付きで戻ってきた。台本の解説、三部構成、取材の仕方。
平田オリザ指導のグループ作業で、15分以内の台本を作り発表。数回やったが、グループ内は勿論、講師の駄目だしもスマホでやり取り。
講座が終わると「魚民」で講師を囲んで飲み会。こっちの方が楽しかったかな!?
今回の受講では、台本の書き方だけでなく、芝居をやる上で役立つことが多々あった。
そんな折、幸いにも来年のシニア演劇大会本番の会場ロビーの特設ステージにて、大枚20万円の成果を披露するチャンスが巡って来そうだ。
実現すれば、初の『作・演出・主演!』。ご来場の皆様に、少しでも笑顔がお届け出来たらと、今からワクワク感が止まらない。
山