2年目のチャレンジ!

 かんじゅく座に入団して本格的に芝居を始めて2年目です。

 昨年の入団当初は声も出なくて、発音もダメ出しの連続でした。家で何度も何度も練習しても、なかなか出来ませんでした。でも、昨年の11月に「ねこら!2019」の公演を終え、年明けに全国大会の「パリテ!」の本読みが始まると自分の声が 以前とは違い気持ちよく出てくるので驚きました。きちんと基本の訓練を受けたらシルバー世代でも声が出るようになるのだと感動しました。 声が出るので歌も楽しく歌えるようになり嬉しくなりました。

 順調に「パリテ!」の稽古が進んでいた3月にコロナの自粛で稽古がお休みになり、自粛明けには全国大会の公演が2021年に延期になってしまいました。

 全国大会の前に「ねこら!2020」の舞台公演と出前公演をやることになり、なんと!コロナの事情で未熟ながらも斉木さんの役でシングルキャストになりました。11月3日の稽古場日誌に「シングルキャストの妙味」をやっこちゃんが書いておられますが、新米の私は妙味の域にはほど遠く「倍の稽古をつけて頂ける!」そんな有りがたいという思いで無我夢中の稽古でした。

 そして、稽古中にエマさんに言われることが1年前より解るようになってきて、台詞を言うのではなく斉木さんの言葉として私が話したら、楽に出来るようになりました。 2回目の公演は前より楽な気持ちで臨むことができたのでちょっと成長した斉木さんになったかな?と。

 それと、ベテランの相手役の二人の先輩に力を貰い、相談させてもらえたのでとても勉強になりました。

 家で繰り返し練習していると、「あれ!これ、いい感じかな?」と思う事があり、違う自分を表現できる喜びに出会う経験もしました。なかなか上手くいかないけど、上手く出来ないことに何度もチャレンジする事が楽しくなってきた2年目の日々でした。

 そして、猫に変身したダンスも下手くそだけど最高に楽しませてもらいました!

 公演を見に来た息子達夫婦が「あんなに楽しそうに踊っているお母さんを見れて嬉しかった。ずっと続けてね。」と!

 さあー!次は「パリテ!」だ!
            しげ

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