定時制高校での公演を終えて

 まだまだ公演したいところが沢山ある!横浜の定時制高校で公演を終えた後の率直な感想です。まだまだ知らない社会や、違う立場の人、関わったことのない世界の人たちが、ほんの少し離れたところに沢山いるのですよね。そういう人たちと出会いたい、関わりたい。そのきっかけは、いろんな手段があるかもしれないけど、わたしには演劇しかないなー、と感じました。

 学校での公演は、校長先生、担任の先生のチェックが入るので、容易ではありませんでした。それでも、やりとりを通して知り得た現実を、忘れたらいけないと思うのです。

 今回、台本の改稿を頼まれた時、正直びっくりしたし、それでいいのだろうかと悩みました。でも、相手の立場をよく知らない状態で、公演を諦めなくて良かったと思っています。常に自分を疑い、作品を見直す勇気を持つべきだと、教えていただいた公演でした。             鯨

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA