固定観念から・・・

 「固定観念」 というものがある。 いわゆる、考え方がひとつの枠の中に閉じ込められた状態である。こういったものが、組織の中に蔓延するといい方向には進まない。

 例えば、あるグループが一人の人間を都合の悪い人間として、その人がミスをした際に有無を言わせず、必要以上に責めて宣伝する、グループ全員でである。そうなると、その勢いを恐れて誰も本当の事を言わなくなる。当然、その組織は、見かけ倒しになり硬直化する。これは、双方にとって不幸である。

  人間は、誰一人いつも同じ状態では居られない。したがって、ミスをしない人は誰一人いない。 しない、としているような人は、まわりも手伝って、それを巧妙にもみ消しているにすぎない。

  この固定観念は、こと、演劇に関しても邪魔である。皆、違っていていいのであり、何が正解で間違いかと言うこともない。 特に舞台演劇では、新鮮な気持ちでやれば毎回、その演技は変わってくる。 自由に、一生懸命、稽古をしていれば演出家がその方向を、示してくれるだろう。そうして、気がつけば出来上がっていたというものだと思う。

 世の中には、無数の心が傷ついた人がいる。 そういう、人たちに癒しの手を差し伸べなければならない。その誠実さによって、実は、自分自身が癒やされ、蘇生していくのではないかとも思う。

  必要なのは、抜け目のない利口さより、優しさや思いやり。そして、「固定観念」というものが、我々人類の歴史上、一番恐れる「戦争」への近道、ということも忘れないでほしい。            トモ
 

【お知らせ】

2021年6月17日&20日
舞台芸術交流センター「あうるすぽっと」(東京都豊島区)にて上演する「パリテ」の予告編を、下記URLにてご視聴頂けます。↓

https://youtu.be/AOLU7wOQxWI

役に近づく…?近づける…?

 私が歩んできた人生は私だけのもの。もちろん他の人の人生は歩んでいない。だから自分のことしかわからない。言ってしまえば、自分が経験体験してないことを自分の身で感じ入ることはとても難しい。

 でも、演じるということはそういうこと。他人の人生を生きるということ。さぁ私は今、このさても困難で厄介な事柄に頭を痛めている。  
 ほら、想像(imagination)の翼を精一杯広げてごらん、得意だろう〜? お〜きくできる限りひろ〜く! そうそうその調子、いいねぇー そしてそこで掴み取ったものを、今度はもうひとつの創造(creation)の力をフル活用させて、我が身で表現していくのさー ほうらやってごら〜ん さぁさぁさぁさぁ どらどらどらどら、、、、ううう〜ん “言うは易し行うは難し”!

 そりゃ似た様なことは経験したことがあるよ。でも…そこまで追い詰められなかったな…「?」待てよ、よくよく考えて思い出してみると…うん、すこぉ〜しだけわかる様な気がする…あの時のあの気持ち、あの頃のあの生きにくさ…あの場面での耐え難い想いが今の胸に沸き上がってくるぅ ぐるじぃ〜

 いやもう歳、取り、過ぎた!あれからもう大分経って、時の流れがすべて消し去ってくれて、そうじゃなきゃやってらんない自分がいて、前に進むために、モヤモヤした気持ちを自分の中にしまい込んで我慢し…えっ!?待って。どこかで聞いたセリフ…

 とにもかくにも、連日連夜昼夜問わずこれです。こうして苦しみ悩み、我をいじめ演出家を恨めしく思い…本番が近づいていくのです。あぁあぁ〜くるしいぃいぃ 誰か助けてぇ〜 この地獄から救い出してぇえぇ〜

 って、この時間、作業こそが、た・の・し・い~  間違いなく。M… !? ハッ・ふっ(^^)
          はま児

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2021年6月17日&20日
舞台芸術交流センター「あうるすぽっと」(東京都豊島区)にて上演する「パリテ」の予告編を、下記URLにてご視聴頂けます。↓

https://youtu.be/AOLU7wOQxWI