裏方もまた楽し・・・・

8月7日(火)
新美南吉の「ランプの夜」をみんなで読みました。
「花の木村と盗人たち」と、2本立てになる演目です。
以前に、この「ランプの夜」は、エチュードとしてやったことがあるのですが、今回は、出張公演の演目として取り組むので、音楽やセットもしっかり考えて準備してゆきます。
といっても、出張公演。つまり移動して公演するので、大道具も小道具も、折りたたんで自転車に積める量がマックス!
そして時間も2作品合わせて1時間という制限が!
いろいろな制約の中、この作品では座員の半分以上が「裏方」に徹するという初めての試みがあります。
出演者はたったの7人だからです。

裏方には、裏方の楽しみがあります。
セットや効果がリアルであるほど、お客様も物語の世界に入り込めるのだと思いますが、お客様をドキドキさせたり、錯覚させたりするのは、とっても面白いものです。
絵でいえば、額縁や背景をつくるようなものでしょう。

さて・・・・これから配役なのですが
今日の本読みが終わったとたん、
「ランプの夜」の、●●の役がやりたい!という希望が続々と来ました。
やっぱりみんな、表方がいいのかな。
いつも、私の目論見通りには進まない、かんじゅく座なのです。

(鯨)

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