初めまして。〝八木下先生〟と〝下男〟を演じた、通称〝しばさん(柴崎 孝)〟です。なんとか初舞台を乗り切ることができて、一安心しているところです。
1年半前、パリテを観劇。
社会問題をテーマとする演劇。やってみたいと思いました。でも、せりふを覚える自信がありませんでした。結局、尻込み。半年前、「あの日のトンネル」を観劇。カーテンコールに大感激。大変失礼ながら。いい歳をしたおじさんおばさんがハイタッチをして、お互いのがんばりを称えあっているではありませんか。きっといろいろ大変なこともあったんだろうなと思いました。私もあんなおじさんになりたいと決意しました。
そして初舞台。稽古の過程で、せりふの不安は払拭されました。しかし、本番でポッカリせりふが飛んでしまうこともあるのではという不安はつきまといました。カーテンコール。これでなんとか、かんじゅく座の一員としてやっていけると思いました。