出前公演の稽古に入りました

毎年恒例の出前公演。今年は「戦争」をテーマに作品を創っていきます。

舞台の上に想像する非日常のなかでも、想像が難しい分野に挑戦することになり、役の心境や関係性の逆転など丁寧に探っているところです。高齢者劇団とはいっても、戦争や空襲を体験した記憶のある人はいません。みんなが経験ないことを、調べたり、読んだりしながら追いかけていく作業です。集中して、当時の様子を再現し、当時の人に思いを寄せる努力を続けていきたいです。

そんな私たちの作業を邪魔するのは「セリフおぼえる」という作業。気持ちを集中したいのに「あれ、なんだっけ?」「次のセリフが出てこない」という呪縛!!それで、いま試しているのは「シャドウ(影)」という方法。役の後ろに立っている影武者が、セリフを教えてくれるので、役者はシーンに集中できます。これ、私が以前体験した方法で、すごくよかったので、かんじゅく座でも試してみています。

しかし、ここでまさかのハードルが!!

難聴です。

シャドウは小さな声で耳元でセリフを教えてくれるのですが「え?」という聞き直しの多いこと・・・・なかなか流れをつくるのが難しいのです。まいったまいった💦

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