2019年度出前公演「ねこら!」《後半》

全公演参加の水曜(島)チーム やっこ

○3回目(信濃町シニア活動館)
 まさかの代役出演、フラットな舞台に背景を案じるも、両面ボードを巧みに使用。改めて美術さんの力、エマさんの演出力に得心する。
 前日稽古だけで入った都心チーム、同役でも様々に異なる戸惑いを体調不良を押して寄り添ってくださったマーサのおかげで何とか乗り切り、都心チームの団結力にほっこりする。

○4回目(聖母ホーム)
 同行スタッフ手薄につき、スタッフ補助として参加。初めての体験に興味津々。自分の認識の甘さを思い知らされる。舞台の端々にまで目を配り役者の様子・演技を見守る。想定外が頻出しながらの本番は休みなく進行していく。突発事項に即応しながら黒子に徹し舞台をサポートしていく。私は極簡単な役割を与えられたのにぎくしゃくと心許ない。
 スタッフの偉大さ、ありがたさに心底感じ入る。

○5回目(神津島村立神津島小学校)
 大荒れの海に接岸が危ぶまれた神津島、無事に島に降り立った時にはもうそれだけで何か達成した気分になり、これはいけないと気を引き締める。
 前日夕刻と当日朝に島内放送予告された「ねこら!」親子連れを中心に幅広い年代のお客様をお迎えして千秋楽の舞台の幕が上がった。「本番では何かが起こる?」稽古で一度も無かったアクシデントを乗り越えフィナーレ!
 お客様との交流を終え感謝を持ってお見送りする。

 偶然のなりゆきから全てに参加が叶った出前公演、舞台毎に広さ・設備が異なりお客様も様々である。代役やスタッフ補助という得難い体験もできた。大切なのは周りとのバランス感覚に柔軟性、今回の出前公演から学んだことを今後に活かして行きたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA