スタッフ講座「衣裳」

「7月9日(火曜日) 基礎講座参加
 前回2月の歌稽古は水曜チームから1名のみの参加で少々心もとなかった。今回は5名参加の強み?で、リラックスして講座に集中。
 さて、悩みの尽きない衣裳揃え、プロの方の技はいかなるものか、興味津々で期待に胸が膨らむ。
 講師は「高木 渚」先生、とてもみずみずしいたたずまいの方でした。
 衣裳の定義づけから始まり、芝居における衣裳の役割・機能の説明、色の与える印象や素材の違いから生じる様々な感覚。と、密度濃く高度な内容。
 「衣裳プランナー」の役割は、演出家と出演者のパイプ役として視覚的なアプローチで物語の世界観を提示することである、との明確な認識を示された。
 「衣裳プラン」策定の具体的な教示は圧巻だった。脚本の読み込みから役の情報を集め、脚本に書かれていない外側にまで思いを馳せ、イメージの骨を太くする。役の人物の日常生活を具体的に想像し、服のストーリーを読み取り、考える。
 例題として、『方舟…』の脚本から人物像を読み取り、ふさわしい服装は何か、衣裳プランを立てた上で『方舟…』の舞台録画をご覧になったとのことで、一人一人の衣裳を解説してくださった。
 いや、その「脚本読み」の緻密なこと!役を象徴するセリフや場面を的確に抜き出し、「だからこの人は基本こんな衣裳で、この場面ではこういう服装がふさわしいのでは」、いちいち納得の解説である。
 先生のプランと『方舟…』の衣裳が一致しているところと微妙に異なるところがあった。
 「同一人物が時代や設定が異なる場面に登場するときは、同一人物であることが分かる『記号』が大切。髪型とか、スカーフとか、同一色(ベースカラー)等で工夫」「お客様目線を大切に。初めてその芝居を観るお客様が違和感なく芝居を観れるか、衣裳替えした同一人物を識別出来るか、がポイント」etc.
 珠玉の言葉が次々と飛び出し、メモを取る手が間に合わない。
 『衣裳プラン策定、即ち役作り』を心底納得したスタッフ講座であった。
 高木 渚先生、素晴らしい講座をありがとうございました。より真剣に「衣裳合わせ」に取り組んで参ります。
   水曜チーム やっこ

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