コントにチャレンジ

全国シニア演劇大会の幕間のロビー。意を決し て“エイヤッ”っと飛び出した特設舞台の眼前に、驚くほどのギャラリーが!

 今年一月から稽古を重ねた山さん書き下ろしのコント。幕間であろうが特設舞台であろうが、かんじゅく座の看板を背負って披露する “掛け合い命” の二人芝居。「こりゃ下手打てないなぁ~」と緊張しつつもテンション上げ上げ。汗ばむ心に惑わされずにアイコンタクトで息合わせ、何とか落ちまでたどり着き温かい拍手を受けた時、本舞台に引けを取らない充実感に包まれた。楽屋に戻り思わず二人はガッチリ握手。

 演者も二人、演出も二人、頼れるのは唯一互いのセンス? エマさんの「稽古は裏切らない!」の言葉を糧に、半年間 “ああだこうだ” と試行錯誤を繰り返した手探りの日々。今思えば難しくもあったが、二人で積み上げて行く楽しさも満喫。

 お客様・照明&音響のスタッフ・駆けつけてくれた座員のみんな。とにかく、この舞台を支えてくれた全ての方に、心からの有り難う。そして素敵な思い出、また一つインプット。

 クールダウンした胸に去来する、昔聞いたあの言葉…
「さすらいも若さも愛も、その時期がありその終わりがある。」…それに照らして、「あべ&やま」も「パリテ」を演じる座員の皆も、 “その時期” の真っ只中に居るのかも?と、意を強くした梅雨の晴れ間の15分・・・            アベ

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